「誰でもできる事も凄い事」を考察 【僕キセ 7話より】
高橋一生が主演のドラマ『僕らは奇跡でできている』の第7話が話題を呼んでいるようです。
僕も感動したのでFACEBOOKやtwitterでもその日のうちに簡単な感想を呟いたのですが、
“相手のい凄いところを100個言える”という話が出てきます。
普通で考えたら「100個はちょっと無理でしょ?」って感じですよね。
ただ、 そもそも「凄い事」ってどういう事なのでしょう??
劇中の解釈では「あっ! それなら誰でも100個ぐらい出てくるかも」と思えるような内容でした。
詳しい内容に入る前に、ドラマを観てない人の為に、以下の登場人物3名について簡単に説明しておきます。
●相河一輝(高橋一生)・・・動物行動学を教える大学講師。極端なマイペース。大好きな生き物の事になると他の事には目もくれず没頭してしまう。空気の読めない行動や発言で周囲を苛つかせる事もしばしば。その為、変わり者扱いされている。
●水本育美(榮倉奈々)・・・一輝が通う歯科クリニックの院長。親から引き継いだ病院の為、必死に仕事を頑張るもスタッフから「上から目線って気づかないんですか?」と言われたり、そういう一面が恋愛にも出て彼氏に逃げられたりと、空回りな一面もあり。
一輝に対しても最初は苛ついていたが、常識や固定観念に捉われない言動に八ッとさせられ、徐々に影響を受けていく。
●虹一(川口和空)・・・小学校3年生。勉強に対しての集中力はないが、絵が得意。育美の歯科クリニックで一輝と知り合い、仲良くなる。一輝は虹一が幼き日の自分と重なる事もあり、何かと気にかける。
7話では虹一くんとお母さんの関係がこじれてしまい、虹一くんは反発心から学校をズル休みして一輝の元を尋ねます。
後からお母さんも一輝宅を訪ね、虹一くんを連れ戻そうとしますが、
「苦手な事から逃げてるだけ」
「ダメな子」
とそう決めつけるお母さんに対して一輝(高橋一生)は
「ダメな子じゃありません」
「虹一くんの凄いとこ100個言えます」
と言い切ります。
結局その日、虹一君は一輝宅に泊まることとなり、
就寝前に「じゃあ、今から100個言うね」と一輝が語り出すところでシーンが変わり、結局虹一君に何を言ったのかは不明。
いろいろあって一輝と育美は二人きりになり、食卓のシーン
育美(榮倉奈々)「そういえば、虹一くんの凄い所って本当に100個言えるんですか?」
一輝(高橋一生)「はい。昨日言いました。 ちなみに水本先生(育美)の凄い所も100個言えます。」
ここからは改めて見逃し配信で何度も一時停止をしながら台詞を文字起こしした完全コンプリートです。
一輝(高橋一生) → 育美(榮倉奈々)
・「時間を守ります」
・「歯の治療をします」
・「歯を綺麗にします」
・「クリニックの院長です」
・「子供達に歯の勉強会をします」
・「紙芝居を作れます」
・「リスの橋を作るのを手伝ってくれます」
・「作業は丁寧です」
・「歩くのが早いです」
・「餃子の形を揃えられます」
・「よく食べます」
・「箸を上手に使えます」
・「会ったとき “こんにちは” って言ってくれます。」
「ちょっと待ってください、それって誰でも出来る事なんじゃないんですか?」
と遮る育美(榮倉奈々)に対して、一輝(高橋一生)は
“えっ!? どうして??”
というようなキョトンとした顔をしながらこう言いました。
「誰でもできることは 出来ても凄くないんですか?」
おおおおぅ なるほどっ!!
目から鱗のような言葉でした☆
ここで一旦シーンが切り替わり、虹一くんが、「私はダメな母親」と落ち込んでいるお母さんに対して、自分が思うお母さんの「凄いところ」を具体的に教えてあげるシーンになります。
虹一くん → お母さん
・「朝 起こしてくれる」
・「ご飯を作ってくれる」
・「掃除をしてくれる」
・「洗濯をしてくれる」
・「歯ブラシの先が広がったら変えた方がいいって言ってくれる」
・「もしもの時の為にベランダからロープで逃げる練習をしてくれる」
虹一くんを抱きしめるお母さん・・・
そして再びシーンは変わり、
一輝(高橋一生) → 育美(榮倉奈々)
・「玄関の靴を揃えて脱ぎます。」
・「料理を綺麗に並べられます。」
・「歯を磨くのが上手です。 多分ですけど」
育美(榮倉奈々)「はい、上手です。しかも毎日三回磨きます。」
一輝(高橋一生)「オー!」
で、ここからは育美(榮倉奈々)自身がひとつ、ひとつ考えながら自分の凄いところを語ります。
表情はイキイキしています。
育美(榮倉奈々) → 一輝(高橋一生)
・「朝自分で起きます」
・「眠くてもちゃんと起きます」
・「忙しくてもメイクをします」
・「髪の毛もとかします」
・「家からクリニックまで歩きます」
・「一人で焼き肉屋に入ります」
・「食べたいもの食べます」
・「あっ!焼き肉屋の、お手洗いの洗面台が濡れてたので、ペーパータオルで拭きました」
輝一(高橋一生)「オー!!」
育美(榮倉奈々)「今決めた事があります。」
「入会して3ヶ月、一度も行っていない料理教室を やめますっ!!」
一輝(高橋一生)「おー それは思い切りましたね。 凄いですね」
という内容でした。
いいですよね!!
・職業上当たり前の事。
・人として当たり前の事。
・日常の中で何気なく行った事
それらもできて当たり前だけで済ませず、凄い事だと考えるのです。
加えて、リスの橋の話や、餃子の形の話など、自分自身とのエピソードの中での事も具体的に褒めているところが良いと思いました。
「えっ!? そんなことでイチイチ “凄い” って言ってどうするの?」
「甘い考えの人間をますます助長させる事にならない?」
そういう意見もあるかもしれません。
ただ、昨日まで当たり前のようにできていたことが、突然できなくなってしまう事は現実にたくさんある気がします。
病気や災害などもそうです。
・何も考えずにできてしまう事
・立場や、関係性において、普通にやってもらっている事
本来はこれ、当たり前じゃないんですよね。
当たり前の事って出来てても誰も褒めないくせに、できてなかったらみんな文句ばっかり言ってる気がします。
みんなとは僕も含めてそうです。
・相手の悪い所ばかりに目がいってしまい、そのストレスで自分がしんどくなってしまう人
・自分に自信が持てず、「どうせ私なんて・・・」と悲観的な感情に支配されている人
そういう人達に是非是非観てほしい「僕キセ」の第7話でした。
ただ実生活の中で、面と向かって相手の凄いところを100個言うのは日本人の感覚だと照れてしまって難しいかもしれませんね。
でも、書き留めたり、心の中で思うだけでも全然違うと思うんです。
twitterで実践してる人を見つけました。
いいですねぇ~♪
この人の103個目の「凄いところ」を僕は見つけました。
「いいなぁと思った事は面倒くさがらず、とりあえずやってみる」です。
皆さんもやってみたらどうでしょうか?
「俺(私)凄いやん!!」
「あの人、凄いやん!!」
朝からそんな連続でテンション上がるかもしれませんよ。
筆者:モリナガマサカズ
モリナガマサカズのホームページ
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“相手のい凄いところを100個言える”という話が出てきます。
普通で考えたら「100個はちょっと無理でしょ?」って感じですよね。
ただ、 そもそも「凄い事」ってどういう事なのでしょう??
劇中の解釈では「あっ! それなら誰でも100個ぐらい出てくるかも」と思えるような内容でした。
詳しい内容に入る前に、ドラマを観てない人の為に、以下の登場人物3名について簡単に説明しておきます。
●相河一輝(高橋一生)・・・動物行動学を教える大学講師。極端なマイペース。大好きな生き物の事になると他の事には目もくれず没頭してしまう。空気の読めない行動や発言で周囲を苛つかせる事もしばしば。その為、変わり者扱いされている。
●水本育美(榮倉奈々)・・・一輝が通う歯科クリニックの院長。親から引き継いだ病院の為、必死に仕事を頑張るもスタッフから「上から目線って気づかないんですか?」と言われたり、そういう一面が恋愛にも出て彼氏に逃げられたりと、空回りな一面もあり。
一輝に対しても最初は苛ついていたが、常識や固定観念に捉われない言動に八ッとさせられ、徐々に影響を受けていく。
●虹一(川口和空)・・・小学校3年生。勉強に対しての集中力はないが、絵が得意。育美の歯科クリニックで一輝と知り合い、仲良くなる。一輝は虹一が幼き日の自分と重なる事もあり、何かと気にかける。
7話では虹一くんとお母さんの関係がこじれてしまい、虹一くんは反発心から学校をズル休みして一輝の元を尋ねます。
後からお母さんも一輝宅を訪ね、虹一くんを連れ戻そうとしますが、
「苦手な事から逃げてるだけ」
「ダメな子」
とそう決めつけるお母さんに対して一輝(高橋一生)は
「ダメな子じゃありません」
「虹一くんの凄いとこ100個言えます」
と言い切ります。
結局その日、虹一君は一輝宅に泊まることとなり、
就寝前に「じゃあ、今から100個言うね」と一輝が語り出すところでシーンが変わり、結局虹一君に何を言ったのかは不明。
いろいろあって一輝と育美は二人きりになり、食卓のシーン
育美(榮倉奈々)「そういえば、虹一くんの凄い所って本当に100個言えるんですか?」
一輝(高橋一生)「はい。昨日言いました。 ちなみに水本先生(育美)の凄い所も100個言えます。」
ここからは改めて見逃し配信で何度も一時停止をしながら台詞を文字起こしした完全コンプリートです。
一輝(高橋一生) → 育美(榮倉奈々)
・「時間を守ります」
・「歯の治療をします」
・「歯を綺麗にします」
・「クリニックの院長です」
・「子供達に歯の勉強会をします」
・「紙芝居を作れます」
・「リスの橋を作るのを手伝ってくれます」
・「作業は丁寧です」
・「歩くのが早いです」
・「餃子の形を揃えられます」
・「よく食べます」
・「箸を上手に使えます」
・「会ったとき “こんにちは” って言ってくれます。」
「ちょっと待ってください、それって誰でも出来る事なんじゃないんですか?」
と遮る育美(榮倉奈々)に対して、一輝(高橋一生)は
“えっ!? どうして??”
というようなキョトンとした顔をしながらこう言いました。
「誰でもできることは 出来ても凄くないんですか?」
おおおおぅ なるほどっ!!
目から鱗のような言葉でした☆
ここで一旦シーンが切り替わり、虹一くんが、「私はダメな母親」と落ち込んでいるお母さんに対して、自分が思うお母さんの「凄いところ」を具体的に教えてあげるシーンになります。
虹一くん → お母さん
・「朝 起こしてくれる」
・「ご飯を作ってくれる」
・「掃除をしてくれる」
・「洗濯をしてくれる」
・「歯ブラシの先が広がったら変えた方がいいって言ってくれる」
・「もしもの時の為にベランダからロープで逃げる練習をしてくれる」
虹一くんを抱きしめるお母さん・・・
そして再びシーンは変わり、
一輝(高橋一生) → 育美(榮倉奈々)
・「玄関の靴を揃えて脱ぎます。」
・「料理を綺麗に並べられます。」
・「歯を磨くのが上手です。 多分ですけど」
育美(榮倉奈々)「はい、上手です。しかも毎日三回磨きます。」
一輝(高橋一生)「オー!」
で、ここからは育美(榮倉奈々)自身がひとつ、ひとつ考えながら自分の凄いところを語ります。
表情はイキイキしています。
育美(榮倉奈々) → 一輝(高橋一生)
・「朝自分で起きます」
・「眠くてもちゃんと起きます」
・「忙しくてもメイクをします」
・「髪の毛もとかします」
・「家からクリニックまで歩きます」
・「一人で焼き肉屋に入ります」
・「食べたいもの食べます」
・「あっ!焼き肉屋の、お手洗いの洗面台が濡れてたので、ペーパータオルで拭きました」
輝一(高橋一生)「オー!!」
育美(榮倉奈々)「今決めた事があります。」
「入会して3ヶ月、一度も行っていない料理教室を やめますっ!!」
一輝(高橋一生)「おー それは思い切りましたね。 凄いですね」
という内容でした。
いいですよね!!
・職業上当たり前の事。
・人として当たり前の事。
・日常の中で何気なく行った事
それらもできて当たり前だけで済ませず、凄い事だと考えるのです。
加えて、リスの橋の話や、餃子の形の話など、自分自身とのエピソードの中での事も具体的に褒めているところが良いと思いました。
「えっ!? そんなことでイチイチ “凄い” って言ってどうするの?」
「甘い考えの人間をますます助長させる事にならない?」
そういう意見もあるかもしれません。
ただ、昨日まで当たり前のようにできていたことが、突然できなくなってしまう事は現実にたくさんある気がします。
病気や災害などもそうです。
・何も考えずにできてしまう事
・立場や、関係性において、普通にやってもらっている事
本来はこれ、当たり前じゃないんですよね。
当たり前の事って出来てても誰も褒めないくせに、できてなかったらみんな文句ばっかり言ってる気がします。
みんなとは僕も含めてそうです。
・相手の悪い所ばかりに目がいってしまい、そのストレスで自分がしんどくなってしまう人
・自分に自信が持てず、「どうせ私なんて・・・」と悲観的な感情に支配されている人
そういう人達に是非是非観てほしい「僕キセ」の第7話でした。
ただ実生活の中で、面と向かって相手の凄いところを100個言うのは日本人の感覚だと照れてしまって難しいかもしれませんね。
でも、書き留めたり、心の中で思うだけでも全然違うと思うんです。
twitterで実践してる人を見つけました。
いいですねぇ~♪
この人の103個目の「凄いところ」を僕は見つけました。
「いいなぁと思った事は面倒くさがらず、とりあえずやってみる」です。
皆さんもやってみたらどうでしょうか?
「俺(私)凄いやん!!」
「あの人、凄いやん!!」
朝からそんな連続でテンション上がるかもしれませんよ。
筆者:モリナガマサカズ
モリナガマサカズのホームページ
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※「ライブ情報」 随時更新中♪
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