職場のカレンダーに書いてあった言葉
この写真は職場のデイサービスに飾ってあるカレンダーの11月のページです。
「今月の標語」という部分を拡大してみました。
パッと読んだだけだと
「ま、そうやわな」
と妙に納得させられてしまう感じがあります。
しかし、もう少し深く考えてみようとした時に
「ん~ ・・・」
と、ひっかかってしまう点が何か所かあるんです。
【個人的意見 1】
表現の順序があまり好きではない。
ポジティブな表現からネガティブな表現へいくのではなく
ネガティブな表現から入ってポジティブな表現で締めくくる方が僕は好きです。
①「未来と自分は変えられるが、過去と他人は変えられない」
よりも、
②「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」
と言ってほしいものです。
表現の順序が違うだけで言ってる事は全く一緒です。
ただ、言葉を聞き終わった時の印象がまるで違います。
①は何とも言えぬ虚しさを感じてしまうに対して、②はそういったマイナスイメージよりも希望が前面に出てる気がします。
【個人的意見 2】
100%そうとも言い切れない事を「できない」と断言してしまう表現が好きではない。
他人を変える事は絶対にできない事でしょうか?
難しい事だとは思いますが、不可能な話ではないと思います。
だいだい「自分は変えられる」と言ってるわけですから
AさんがBさんを変えたいと思った時、
Bさんに自分自身の意志で変わってもらうよう、気付かれないように巧妙に仕掛けていく事ができたとしたらどうでしょう?
Bさんは自分で必要性を感じて変われたと思うかもしれませんが、客観的事実としては「AさんがBさんを変えた」と言えると思います
【個人的意見3】
本来関係のないものを関連付けて表現する事に違和感を感じる
「過去」と「他人」を一括りにするって強引じゃないですか?
別もんでしょ?
過去を変える事が出来ないのは、誰にも反論する事のできない、紛れもない事実です。
そういう絶対的な事と紐づける事によって、本来断言できるはずのない「他人を変える事はできない」を読み手に納得させようとしている感じです。
どこか印象操作的な感じがするんです。
印象操作自体が悪いという事ではなく、テクニックとしてはありなのだと思います。
ただ、僕の中に「他人を変える事はできない」を信じたくない気持ちがあるので、抵抗感があるのです。
個人的にはこの写真の中の言葉の「未来」と「過去」は不要だと思います。
・表現の順序にこだわる(最後はポジティブな言葉で締めくくる)
・むやみに断言しない
・関係のない言葉を強引に紐づけしない
この3つを押さえた上で、「未来と自分は変えられるが、過去と他人は変えられない」
を自分なりの言葉に変換してみました。
他人を変える事は難しいが、その気になれば自分は変えられる
とまぁ こんなかんじでしょうか
オリジナル曲の歌詞を書くにしても、ブログ等で自分の考えを発信するにしてもそうなのですが
・大袈裟ではなく、ごく自然な表現
・できるだけツッコミどころのない、無理のない表現
を自分なりのスタイルにしたいと思っています。
筆者:モリナガマサカズ
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